アンニョン豆腐

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5次面接までいき勝利を確信した私に起こった結末...【転職エピソード】

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社会人として社会を渡り歩いていく中で誰もが「転職」という人生の岐路に一度は立た

されるのではないだろうか?「今の仕事は自分にあっていないのではないか」、「別の

仕事に挑戦してみたい」、「今の環境から抜け出したい」など様々な思いがあってそれ

ぞれが転職へと踏み出す。私自身も社会人として仕事をしていく中で何度も転職のこと

を考え、実際に転職活動もしてきた、今回は自分の過去を振り返る意味で、私の印象に

残った転職活動のエピソードをお話しさせていただきます。

 

 目次

 

転職活動までのおおまかな経緯

私は働いていた会社でのストレスや悩みが大きかったので、ずっと「転職したいな~」

と考えていました。その時はまだ少し転職に対して抵抗や不安感もありましたが、何社

か他の会社を受けてみてダメだったら今の仕事を続けよう!という軽い気持ちで大手転

職サイトや求人情報誌を使って仕事探しをしました。その後、最初に志望したとあるベ

ンチャー企業の書類選考を通過したメールが届いたので後日、面接へと向かうのでし

た。

 

1次面接の日

まずは面接前に一般的な常識問題のテストを受け、テストが終わった後はいよいよ最初

の面接が開始される。面接官は若い20代と思われる女性でした。志望動機や自分の短

所や長所、特技など、よくある質問ばかりだった為、特に問題なく20分くらいで終

了。後日、電話にて1次面接通過の連絡がくる。

 

2次面接の日

2次面接は1次面接とは別の女性面接官が担当。最初の面接と違って、かなりフランク

に接してくれた為、とても話やすかったのを憶えている。学生時代の辛かった経験や部

活動について尋ねられ2次面接も問題なく終了した。後日2次面接通過の連絡がきてホ

ッとするがまだまだ油断はできない。

 

3次面接の日

3次面接は人数が増えて男性3人が面接官だった。休みの日はどう過ごしているのか、

最近ハマっている趣味を聞かれ、たまたま共通の趣味を持った面接官がいたので、結

構、話が盛り上がった。30分くらい経ち面接が無事終了すると、面接官の一人が「よ

かったら一緒に昼ご飯を食べないか」と言ってきたので、仲良くなるチャンス!だと思

い、喜んで承諾し、先ほどの面接官3人と一緒に定食屋で世間話をしながらご飯を食べ

た。定食屋でも面接官3人と色んな話をすることができたので、その帰り道、「3次面

接は100%通過した」と余裕の表情で帰宅した。予想通り後日、3次面接通過連絡と

4次面接の案内が届く、通過した嬉しさと同時にあと何回面接すればいいんだろう、と

いう疑問を感じながら4次面接の日を迎えた。

 

4次面接の日

4次面接は今までの面接会場とは違う場所で行われ、中年の男性が面接官だった。前回

までの和やかな面接とは異なり、4次面接はかなり殺伐とした雰囲気で行われ、キャリ

アプランや今後の目標など将来的なことについて多く質問された。かなり緊張したので

所々噛んでしまったが発言自体には問題はなく、しっかり自分をアピールできた自身が

あった。しかし、面接官の表情が終始暗く、素っ気ない感じだったのであまり手応えが

ないまま面接が終了した。正直、今までの面接で4次面接が一番自身がなかったので、

もしかしたら落ちたんじゃないかとも思ったが、後日、その不安とは裏腹に見事、4次

面接通過の連絡が来て、思わずガッツポーズ!。

 

5次面接の日(最終面接)

面接会場である、広めの会議室で10分くらい待っていると、社長と名乗る男性が笑顔

で登場する。社長が出てきたということはこの面接がいよいよ最終面接であるというこ

とを察し、気合を入れる。話す前はとても緊張したが、いざ話してみると今までの面接

官より話しやすく、フレンドリーな人だった。ある程度お互いに会話した後は、社長が

会社を立ち上げた経緯や仕事への熱意を語り面接は終了した。面接が終わった後は、社

長から昼食を奢ってもらいその後、各部署を案内すると言われた。各部署の説明と案内

が終わり、帰ろうした時、社長から「よろしくね!」と言われ、堅い握手を交わした。

最後の、この「よろしくね」の一言で私は勝利を確信した。昼食を奢ってもらい、部署

も案内され、よろしくね!とまで言った、これは「採用です」と言われているようなも

のだと私は思い採用の連絡を待った。後日、合否の通知がメールに届き、余裕の表情でメールを開くと衝撃を受けた。なんと不採用とかかれていた。何かの間違いかと思いメールの全文を確認するもしっかりと自分宛に送られていた。100%受かった気分

でいたので想像以上にショックが大きかった。あの「よろしくね」は「これからよろし

ね」の意味でなかったのか...私の中では未だに謎に包まれたままだ。

 

以上が私の転職活動の印象に残ったエピソードでした。