アンニョン豆腐

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現金払いは既に時代遅れ!?自分にあったキャッシュレス決済でお得にショッピングを楽しもう!

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近年、「キャッシュレス決済」という言葉が日本でも急速に普及しテレビCMやネットニュースでも大きく取り上げられるようになりました。

その一方で「キャッシュレス決済の種類が多すぎてどれを利用していいか分からない..」「仕組みがよく分からないから現金で支払っている..」などキャッシュレス決済に対して不安や抵抗を抱いている方も少なくありません。

そこで今回はキャッシュレス決済のメリットやデメリット、自分にあったキャッシュレス決済の選び方などを簡単に紹介していきます。

 

 日本のキャッシュレス化は遅れている!?

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キャッシュレス決済が幅広く浸透しているように思える日本も世界的にみればかなり遅れをとっているのが現実です。

実際、世界各国のキャッシュレス決済の普及比率は韓国が89.1%、中国が60.0%という高い数値に対して日本はわずか18.4%と国内全体の2割程度しか普及していないのです。

では、なぜ日本はここまでキャッシュレス化が遅れているのでしょうか?

主な原因として挙げられるのが日本人の日本貨幣に対する過度な信頼です。

日本は他国に比べ強盗やスリなどの犯罪率が低い安全な国なので現金を持ち歩くことに抵抗がない上に紙幣の偽造防止技術が世界でもトップクラスに発展しているため安心してお店側と現金のやり取りを行うことができます。

また、スマートフォンタブレットなどの電子端末の利用に慣れている若年層と利用に不慣れな高年層とのキャッシュレス決済に対する世代間のギャップも普及率低迷の原因とも言えるでしょう。



キャッシュレス決済のメリット

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現金を持ち歩く必要がない

買い物の支払いをキャッシュレス決済にすれば現金の入った財布やコインケースを持ち歩かなくてすむので盗難や紛失などのリスクがなくなる他、わざわざ手数料を支払って銀行にお金を引き出しに行く必要もありません。

また、新型コロナウィルス流行によって懸念されている会計時の現金による接触感染もキャッシュレス決済であれば限りなく相手との接触を抑えることができます。

 

お会計がスムーズに終わる

キャッシュレス決済は現金払いに比べてスピーディー且つスムーズに支払いを完結させることができるので通勤時などの時間がない時にはとても便利です。

お店側も会計がスムーズに終わることでピークタイムのレジの混雑を回避できる他、釣り銭ミスによる現金の過不足を防止することができます。

また、何をいつ購入したのかという決済履歴がレシートを見なくてもアプリで即座に確認することできるので毎月家計簿をつけているという方にもオススメです。

 

ポイントやクーポンでお得にお買い物ができる

電子マネーやクレジットカードでお買い物をすると決済金額に応じたポイントやマイルが付与される他、一部のお店で使用できる割引クーポンやサービス特典を受け取れることがあります。

サービス内容やポイントの還元率、ポイントが還元されるタイミングなどは決済事業者によって大きく異なりますが、消費者側の立場からするとポイントのつかない現金払いよりスピーディー且つポイントがつくキャッシュレス決済の方が明らかにお得なのです。

 

キャッシュレスのデメリット

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キャッシュレスに対応していないお店では買い物できない

キャッシュレス決済を利用するには使いたいキャッシュレスに対応した加盟店でお買い物をする必要があります。

特に東京などの人口が多い都市部に比べて人口の少ない地方はまだまだキャッシュレス決済に対応していないお店が多いです。

キャッシュレスが普及し始めているとはいえもしもの場合に備え必要最低限の現金は持ち歩くようにしましょう。

 

個人情報の漏洩や不正利用

キャッシュレス決済に利用するスマートフォンやクレジットカード、タブレットを紛失してしまうと最悪の場合、拾った誰かに不正利用されてしまう危険性があります。

また、第三者によるスマートフォンへの不正アクセスや盗難などによる個人情報の漏洩なども考えられます。

大事な個人情報を守るためにもモバイルセキュリティソフトやアプリを導入したり他者から推測されにくいパスワードを設定するなど常日頃からセキュリティ対策を万全にしておくことが大切です。

 

ネット環境に依存している

キャッシュレス決済にはインターネットが繋がる環境でなければ利用できないものあります。

そのため、スマートフォンの充電がなくなったり端末の故障や一時的な通信障害が起きた場合はキャッシュレス決済が利用できない恐れがあります。

お店によっては無料でインターネットが使用できるWi-Fiスポットや充電スペースを提供するお店もありますが設置店舗の数やセキュリティの面から考えてネット環境に依存しないクレジットカードや現金を必ず準備しておきましょう。

 

キャッシュレスの種類と特徴

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クレジットカード

キャッシュレス決済の中で最も普及率が高いとされるのがクレジットカードです。

クレジットカードの利点はなんといってもその使いやすさ!

海外旅行保険や紛失保険、盗難保険などの様々な保険が付帯している他、取り扱い店舗も多く国際ブランドのクレジットカードであれば海外でも利用できます。

さらに店舗や通販のお買い物だけではなく水道、ガス、電気などの公共料金の支払いから国民年金、国民保険料の支払いもクレジットカードで対応できる為、ポイントが貯まりやすく汎用性がとにかく高いです。

カード会社によっても特性が大きく異なるので用途や場面によってカードを使い分けることでさらに効率的にポイントを貯めることができます。

しかし、口座からお金が引き落とされる分、金銭感覚が鈍くなり衝動買いが増える可能性もあります。

使用目的や回数を明確にするなどキチンとしたお金の管理ができないと現金で支払うより出費が増えてしまうので注意が必要です。

 

QRコード決済

○○ PayなどのQRコードやバーコードを使った決済を総じてスマホ決済やQRコード決済と言います。

QRコード決済の最大のメリットは割引クーポンの配布やポイントの還元キャンペーンなどで普段よりお得にお買い物ができることです。

特に近年はQRコード決済の新規参入企業が増加していることもあってどの企業もユーザーを獲得しようと還元サービスにとにかく力を入れています。

また、普段利用しているクレジットカードとも紐付けすることができる為、QRコード決済のチャージをクレジットカードで行えばカードとアプリの二重でポイントが貯まるのでさらにお得です。

しかし、QRコード決済が年々日本全体に普及してきているとはいえ、クレジットカードと比べるとまだまだ加盟店は少ないです。

加えて盗難や不正アクセスなどのセキュリティの面も完璧とは言えない為、利用する際はそれなりのセキュリティ対策が必要です。

 

電子マネー

鉄道系の「PASMO」「Suica」「ICOCA」、流通系の「nanaco」「WAON」のように専用端末にカードやスマホをかざして決済を行うものを一般的に電子マネーと呼びます。

電子マネーも利用金額に応じたポイントが発生しクレジットカードからチャージを行うことで高いポイント還元を得ることができます。

また、支払い時にカードをかざすだけなので朝の通勤ラッシュの時間帯など急いでいる人にとってはとても便利なサービスと言えますし、新型コロナウィルスが流行している今の時期は電車マネーの決済によって相手との接触を限りなく抑えることができます。

さらにクレジットカードと違ってカード発行の審査がない為、だれでも手軽に所有できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、電子マネーもクレジットカード同様、使いやすい分お金を安易に浪費してしまう可能性があるのでチャージ金額などしっかり定めた上で上手に利用していく必要があります。

 

自分にあったキャッシュレスを選ぶポイント 

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自分にあったキャッシュレスを選ぶにはまずは自分のショッピングスタイルにどういう傾向と特徴があるのかを深く知ることが大切です。

例えば、洋服を買うなら通販と実店舗で分かれますし通販でもどのショッピングサイトを利用するかによってキャッシュレスの選び方が大きく異なります。

普段自分がどういうお店でどのような商品をどのくらい頻度で購入しているのかなどの自身の消費傾向を詳しく分析することで今の自分の生活に最も適切なキャッシュレスを絞ることができます。

 

また、前述の通りキャッシュレスは種類によって様々な特色があります。 自身の生活スタイルに合わせて以下の5つの点を考慮して選ぶのもアリです。

 

キャッシュレス選びのポイント
  • 導入店舗の多さ
  • ポイントの還元率
  • ポイントの使いやすさ
  • キャンペーンや特典の豊富さ

 

まとめ

 他のキャッシュレスと併用できるクレジットカードは最低でも1枚はもっておくと便利です。

また、キャッシュレスを複数利用する際は場面と状況に応じて上手に使い分けないとチャージ金額が中途半端に残ってしまったり、還元されるポイントや利用金額の管理が難しくなるので注意しましょう。

闇雲に色んなサービスを利用するのではなく自身のライフスタイルに合わせて2~3つのサービスに絞ることで普段の生活よりお得且つ効率的にお買い物ができるようになります。

 

Go ToトラベルやGo Toイートの影響でキャッシュレスの利用が世間に浸透してきている今、本ブログを参考に自分にあったキャッシュレスを探してみましょう!