夏を迎えるにあたって注意すべきこと
ゴールデンウィークも終わり、相変わらずジメジメとした暑さが続いております。
4月に発令された緊急事態宣言から1ヵ月が経ち、外出自粛や学校の休校など様々な対
策措置が行われましたが終息に向かわない現状に私も含め不安を感じている方がほとん
どだと思います。しかし、これから夏を迎えるにあたって、コロナウイルスと並行して
危惧しなければならないのが「熱中症」。今年はコロナの影響も相まって、より一層こ
の「熱中症」に対し警戒が必要である。
◆室内での熱中症に注意
ただでさえ、休業や休校により日常生活の大半を自宅で過ごすことが多くなった昨今、
室内での過ごし方には注意が必要になってきますね。
「熱中症」はエアコンや扇風機のある室内にいるからといって安全なわけではありませ
ん。むしろ屋外より空気の循環が悪く、高温多湿になりやすい為、本人の自覚がないま
ま、脱水症状になっているそうです。特に汗をかきにくい高齢者や小さい子供などは熱
中症にかかりやすい為、注意が必要になってきます。
◆炎天下のマスク
もちろん屋外での活動にも注意しなくてはなりません。今や外を出歩く際の必需品とな
っているマスク。今の時期はまだ問題ないですが、これから来る夏の炎天下の中、マス
クを着けての外出はかなり辛いものになるかと思います。特にジョギングなど運動する
際や徒歩で通勤される方、現場作業の方は注意しなくてはなりません。マスクをつけて
いるとマスク内の湿度が上がり喉が渇きにくく感じてしまう為、水分補給を疎かにして
しまいます。
◆できる限りの対策を
屋外室内問わず喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をとることを徹底し、室内であ
れば適度に扇風機やエアコンを使い体温を調節しましょう。
マスクをして活動する際は、冷却グッズを持ち歩くなど体を冷やす工夫が必要になりま
す。また自分や周りの人間の体調に異変が生じた際に適切な対処が行えるよう正しい知
識を身に着け、家族間で共有しておくことが大切だと思います。