日常生活での幸福度は友達の数で変わるのか!?
突然ですが、皆さまには「友達」や「親友」と呼べる存在がどれくらいいますか?
今のご時世だとSNSなどで簡単に人と関わり繋がれることから友達になるきっかけは多く、「今よりもっと友達を増やしたい!」と感じている方も多いのではないでしょうか?しかし、なぜこんな質問を急にしたかというと...
実は、私には「友達」と呼べる存在がほとんどいません!
もしかしたら相手側からすれば私を友達と思ってくれている人はいるかもしれませんが、私個人の目線からは友達がいないのです。いわゆる「ぼっち」と呼ばれるやつですね。
今回は、ぼっちの私が「友達」というテーマについて考えていきたいと思います。
私が思う友達の定義
あなたは何をもってその人のことを「友達」と決めていますか?「気軽に遊べる人」、「普段から連絡を取り合っている人」、「気を使わない人」等、人によって友達の定義は様々でしょう。
以前、たまたま見た某テレビ番組で心理学者の方が、「本当の友達というのは、その人の前で号泣できるかできないか」ということを語っていました。
思わず「なるほど!」と納得したので、この意見に私になりにもう少し付け加えて、「その人の前で喜怒哀楽が表現できるか」というのが私の思う友達の定義です。
やはり怒ったり、泣いたり、感情をあらわにするする行為は仲が良いからといって簡単にできるものではありませんから、喜怒哀楽が共有できて初めて友達として成立するのかなと思いました。
なぜ私に友達がいないのか
私は「友達がいなくなった」というより「友達がいない選択をした」というほうが正しいですね。
こうして聞くと「すっごい卑屈な奴だな!」と思うかもしれませんが、理由は単純で人間関係で悩み、うつ病を経験したことから人と少し距離を置く時間が大切だなと思ったからです。
また元々、人付き合いがあまり得意なほうではなかった為、社会人になって改めて人間関係を見直してみた時に、結構無理して付き合っている友人がほとんどだったので、距離を置いた時、自分の私生活がどう変わるのかという興味もありました。
友達がいなくなって変わったこと
◆人間関係でのトラブルがなくなった
人間関係のいざこざやトラブルに巻き込まれることがほぼゼロになりました。
正直これが友達のいない一番のメリットだと思います。他の人ことを気にせず、自由気ままに生活できるので以前の生活よりストレスフリーになったように感じますし、私のように自己主張が苦手な方や、他人に振り回されやすい方にとっては大きなメリットだと思います。
◆自分のやりたいことに集中できるようになった
自分の趣味や好きなことに没頭できる時間が大幅に増えました。
今まで、休日の日はあまり外にでず、友達に誘われたら出かけるという感じでしたが、一人で行動するようになってからは、一人旅行や、一人焼肉、一人カラオケ、一人映画、図書館に行くなど、友達がいる時よりアクティブに行動するようになりました。
あと、外食する機会が少なくなったからか、出費も減りました。
もちろん良いことだけではないが...
もちろん友達がいなくなっていいことだけ起きた訳ではありません、友達がいないならではの悩みもあります。
それは「自身の価値観や思想を共有できないこと」ですね。例えば、映画館で見た映画の感想やニュースやドラマの話題など、いつもは友達に話していたことが話せなくなった為、結構モヤモヤしてしまう時がありますね。
まあ、はてなブログを始めてからは自分の考えや感じたことを少しでも発信できているので、最近はあまり気にしなくなりましたが、ブログを始める前は多少の孤独感や疎外感は感じていました。
自分に合った関係性を築くこと
私がこのブログで伝えたいのは「友達はいないほうが良い」ということではありません。
むしろ、私のように友達がいない人は世の中にあまりいないでしょうから、私がここまで書いてきた内容は理解し難いものだと思います。私が伝えたいのは「友達がいない生き方だってあっていい」ということです。
友達がたくさんいてもいいし、少なくてもいい、いなくたっていい、それは本人が生きやすいと思うものを選択すればよいのです。
やはり今の世の中、友達がいることが当たり前で、繋がりが多ければ多いほどステータスとして捉えられてしまうので、友達が少ないことやいないことに劣等感を感じている人は少なからずいるのではないでしょうか?
そのような世間の風潮やしがらみにとらわれず、ありのままの自分でいられる環境を今一度みなさんに考えてほしいと思っています。
まとめ
日常生活での幸福度は自身を取り巻く人間関係に大きく左右されます。本来プライベートというのは仕事でのストレスを発散し忘れる場です。そのプライベートでストレスを抱えることのないよう定期的に自分の人間関係を見直してみましょう。
お読みいただきありがとうございました。
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